みなさんが身に着けているアクセサリーには、どんなモチーフがデザインされていますでしょうか。
定番の星やクロス、見た目に豪華なクラウンなどさまざまなものがあるかと思いますが、実はそのモチーフひとつひとつに意味があるってご存知ですか?
込められた意味を知ると、何気なく身に着けていたアクセサリーの見方が変わるかもしれません。
Contents
アクセサリーの歴史
今ではオシャレの一環として身に着けられるさまざまなアクセサリーたち。しかし、昔はその形状も、身に着ける目的も全く違いました。
アクセサリーの起源は古代エジプト。その時のアクセサリーは人の体に模様を施すというものでした。
その後、狩猟の腕を誇るために貝殻や動物の骨を使って首飾りなどが作られました。これが今のアクセサリーの原型になります。
その当時、装身具には魔除けの力があると信じられており、外敵から身を守るために身に着けられていました。
時代が進むと装身具の役割は地位や権力を示すために使われるようになります。その後は信仰対象に変化し、現在の装飾品としてのアクセサリーが誕生しました。
モチーフに意味がある理由
さまざまなモチーフは、目に見えない・形にできない想いを伝えるために西洋で生まれたと言われています。
願いを叶えるお守りや災いから身を守るために護符として身に着けられていた代表的なモチーフの意味をご紹介します。
意味を紹介!人気モチーフ9選!
星
夜空に輝く星は、夢・希望・光の象徴であり、古くから悪を封じる魔除けとされてきました。
また、星は身を守るだけでなく、幸運の扉を開いて健康や富をもたらすとも言われていて、身に着ける人に希望や自信を与えてくれます。
馬蹄(ホースシュー)
馬蹄とは、馬の蹄に着ける蹄鉄のことです。
その昔、ヨーロッパでは蹄鉄が幸運のお守りであるとされ、古いものが家の玄関などに飾られていました。
さらに、蹄鉄はU字型をしていますが、その形から幸運を呼び込んで逃がさないと言われています。
クラウン
クラウンとは王冠のことを指します。王様が身に着けるものであることから、最高の地位や権力を象徴しています。さらに、幸運・勝利・栄光などを呼び寄せるとされているので、何か叶えたい目標や夢があるといったときは、お守りとして身に着けるのも良いでしょう。
クロス
十字の形は地・水・火・風の4元素を表していると言われており、交わっていることから天と地のエネルギーのバランスを整えるという意味合いがあります。
クロスはキリスト教の象徴としても有名ですが、身に着ける人に神秘の力を与え、災いから守ってくれるとされています。
ハート
幅広い年代の女性から特に高い人気を誇るハートのモチーフ。ハートは心を表しており、愛情が宿る大切な場所です。そこからハートのモチーフは愛情や幸福の象徴とされています。
ハートには恋愛の成就や幸福な結婚といった願いが込められているので、今の恋を叶えたい、今の愛を長続きさせたいと考えている人の後押しをしてくれるかもしれません。
ティアドロップ
その昔、乾いた大地を潤す雨は「神々が流す涙のしずく=ティアドロップ」と呼ばれていました。ティアドロップは作物を育ててくれることから、生きるエネルギーを意味しています。
また、ティアドロップのモチーフを身に着けることで、悲しい涙がうれしいときや感動したときの涙に変わるようにとの願いが込められていると言われています。
鍵
扉を開くときに使われる鍵ですが、まさに幸せの扉を開くという意味があり、繁栄を呼び寄せるとされています。さらに、閉ざされた心をも開くと言われているので、相手との距離を縮めたり、絆を強めたりする効果があると言われています。
逆に施錠するという役割から、魔除けのシンボルとしても身に着けられていました。
リボン
ネックレスやブレスレットにリボンのモチーフがあしらわれていると、さりげない可愛らしさがあり、こちらも女性に人気のデザインとなっています。
結ばれた形から、リボンのモチーフは約束や絆といった意味があります。また、縁結びの象徴であることから、恋愛はもちろん人との絆を深めるとされています。
クローバー
めったに見つけることができないことから、幸運の象徴とされているクローバー。4つの葉にはそれぞれ「名声」「健康」「愛」「富」という意味があります。
まとめ
モチーフに込められた意味や想いを知ると、プレゼント選びの参考にもなると思います。例えば、もっと絆を深めたい友達にはリボンのモチーフのピアス、大切なパートナーにはハートのネックレスなんて選び方も。あなたが相手に伝えたい気持ちもさりげなく添えて、素敵なアクセサリーをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。