指輪のサイズ直し方法を紹介します!

大きめだった指輪が抜けなくなったり、きつかった指輪がゆるくなったりした経験はないでしょうか。体型の変化により、指の太さは変わります。それだけではなく、浮腫みが原因となる場合もあります。
指輪はサイズが合っていないと着用しにくいもの。大切な指輪を長く着ける為には、指の太さに応じたサイズ直しが有効です。
しかし、指輪によってはサイズ直しができないものもあります。どんな指輪だとサイズ直しが出来て、どのように加工されるのでしょうか?
ここからは、指輪のサイズ直し方法についてご紹介します。

指輪のサイズを直すには

購入店のアフターサービス

指輪販売店では、アフターサービスにてサイズ直しを行なっている店舗があります。
無料の場合も有料の場合もあるので、購入時によく確認しておきましょう。
また、保証期間や磨きサービスが設定されていることもあるので、こちらもチェックが必要です。保証書を紛失しないように。

専門店への持ち込み

購入店でのアフターサービスがない場合は、アクセサリー修理の専門店やアクセサリーショップで対応可能です。

  • 小さくする→3,000円前後
  • 大きくする→10,000円前後

相場の値段はこの位ですが、素材やサイズ、店によって差が出ます。
サイズ直しサービスを行なっているかどうかも含め、事前に価格を問い合わせてみましょう。

サイズ直しのプロセス

サイズ直しには、素材によっていくつかの方法があり、適したやり方で行われます。
サイズ直しには、2週間〜3週間かかる事が多いようです。

サイズを大きくする方法

  1. デザインを損ねないように指輪をカットする。
  2. 素材を継ぎ足し、ロウ付け接着する。
  3. 全体を研磨し整え、磨きをかける。

※ロウ付けとは
ロウ付けとは、接合方法の一種。本体よりも融点の低い金属を溶かし、これを接着剤のように用いて、物同士を接合します。
※カットせず金属を叩き、引き伸ばしてサイズを広げる場合もあります。

サイズを小さくする方法

  1. デザインを損ねないように指輪をカットする。
  2. 加工後のサイズになるよう一部を取り除く。
  3. 繋ぎ目をロウ付けする。
    ※圧縮したり、リングの内側に素材を足して、サイズを小さくする方法もあります。

サイズ直し可能な素材

プラチナ

プラチナという素材自体は柔らかいものです。リングにする際には一部他の金属を混ぜて硬度を上げ、日常生活で問題なく着用できるようにしてあります。
素材の柔らかさのおかげで加工がしやすく、サイズ直しが可能となる素材です。

ゴールド

ゴールドも元は柔らかい素材であり、リングなどでは合金により硬度が上げられています。金の純度が高いほど、その素材の柔らかさは増します。
加工がしやすく、サイズ直しが可能です。

シルバー

シルバーも素材自体が柔らかいもの。純銀だと金やプラチナより柔らかく、合金により硬度が上げられます。その柔らかさ故、サイズ直しが可能となります。

サイズ直しのできない素材

チタン

チタンは非常に丈夫で硬い素材。その硬度は地球上で最も硬いとされるダイヤモンドにも近いと言われます。
その硬さのおかげで変形や傷には強いですが、加工はしにくいとされています。サイズアップは金属を伸ばすやり方で可能な場合もありますが、サイズダウンは難しく、加工すると酸化し黒っぽく弱くなってしまいます。

ジルコニウム

軽く、耐久性の高いジルコニウム。
チタンと同じく金属アレルギーを起こしにくいと人気が高い素材ですが、非常に硬く、かなり加工の難しい素材です。
サイズ直しは不可としている店舗が多いようです。

イリジウム

チタンよりも更に硬いとされるイリジウム。高温でも溶けにくいことから生成が難しく、生産量もあまり多くはありません。
その融点の高さと硬さの為、非常に加工は難しい素材です。

周りに宝石のついたデザイン

指輪の周囲にぐるっと宝石が施されたフルエタニティ、半周分宝石が施されたハーフエタニティ。こういったデザインのものは、サイズ直しができないケースが多いです。
これは、指輪の一部をカットしたり伸ばしたりする必要がある為。石のデザインにズレが生じてしまいます。

周りに模様の入ったデザイン

指輪の周囲に模様が入っている場合も、サイズ直し不可となる事が多いようです。これも上記のように、デザインにズレができる為。サイズアップの場合は受け付ける場合も。

指輪のサイズ直し方法やその可否についてご紹介しました。
体型の変化や浮腫みなどにより、指のサイズは変わります。特に、結婚指輪は長い間身につける為、その間に指の太さが変化する可能性が高いと言えます。
大切な指輪を落としてしまったり、抜けなくなって困ったりする事がないよう、必要に応じてサイズ直しを利用しましょう。
現在は加工技術や機械が進化し、加工しにくい素材であっても受け付ける店舗もあるようです。加工しにくい素材だからと諦める前に一度、受け付けの可否について店舗に問い合わせてみてください。